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#152 1995.1.17 神戸に生まれて(1)絵本「ぼくのたんじょうび」100年先へ記憶を継承
阪神・淡路大震災が起きた1995年1月17日、被災地・神戸の病院で赤ちゃんが生まれた。その誕生をめぐる話を聞き、子どもたちが描いた絵本「ぼくのたんじょうび」が完成した。
絵本の制作には、神戸市東灘区の絵画教室「アトリエ太陽の子」に通う幼稚園から高校生までの生徒約140人が関わった。生徒たちは阪神・淡路大震災を知らない。「子どもたちの想像力、共感力ってすごい」。教室を主宰する画家・中嶋洋子さんに聞いた。
■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー
1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。
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ラジオ関西『ニュースの景色』で放送した取材レポートをお届けします。