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#115 JAL、TOPPANがタッグ 翻訳ディスプレー 大阪・伊丹空港で実証実験
日本航空(JAL)と出版業界大手・TOPPANホールディングス傘下のTOPPANが2024年、大阪国際(伊丹)空港カウンターで翻訳ディスプレーの実証実験を行った。
空港職員との会話を英語や中国語など13言語(日本語を含む)に変換して、ディスプレーに映し出す。
筆談ではなく、対面のままスムーズにコミュニケーションを取ることができるのが利点だ。
試験的に設置されたのは、TOPPANの翻訳ディスプレー「VoiceBiz UCDisplay」。
効果や運用面の課題をクリアにして、本格的な導入に向けて検討する。
インバウンド(訪日外国人)、障がいを持つ人にも次世代のコミュニケーション手段として期待される
■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー
1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。
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