淡路島からはじまる香りの旅
#2【産業篇】西風が育んだ香りの町
淡路市・江井の町には、今もどこか懐かしく、心をほどくような香りが漂います。
かつて港町として栄えたこの地では、冬の厳しい西風を活かし、線香づくりが発展しました。
荒ぶる風は、やがて線香を育む“恵みの風”へ。
170年以上の時を超え、淡路島は日本一の線香の産地へと歩みを重ねました。
風と人が紡いだ、香りの町の物語をご堪能ください。
案内人:小倉 実華
淡路島からはじまる香りの旅
社会/文化
日本一の線香の産地として知られる淡路島。その始まりは、今から1400年以上前、飛鳥時代に海岸へ漂着した一本の香木「沈香」にまでさかのぼります。 本番組では、全5回のシリーズを通して、淡路線香の文化と歴史、そして暮らしに息づく香りの魅力を“音の世界”でご案内します。 海が運んだ香りの記憶、西風が育んだ線香の町、匠の技が支える製造の現場、そして現代の暮らしに寄り添う香りの時間――。淡路島ならではの風土と、人々の想いが織りなす奥深い線香文化を、やさしく丁寧に紐解いていきます。耳を澄ませば、きっとあなたの日常にも、心を整える香りの余白が見つかるはず。淡路島からはじまる、静かで豊かな“香りの旅”へご一緒ください。