淡路島からはじまる香りの旅

#3【製造篇】匠の指先が奏でる香司の技

一本の線香には、目には見えない美意識と、職人たちの祈りが込められています。
淡路島の「香司(こうし)」と呼ばれる匠たちは、何百種類もの天然原料を見極め、香りを調えます。
粉練り、盆切り、板寄せ、そして自然の風による乾燥。
一つひとつの工程に宿る、繊細で確かな技。
静かに、そして深く心に響く香りが生まれる、その舞台裏をお届けします。

 

案内人:小倉 実華

淡路島からはじまる香りの旅

社会/文化

日本一の線香の産地として知られる淡路島。その始まりは、今から1400年以上前、飛鳥時代に海岸へ漂着した一本の香木「沈香」にまでさかのぼります。 本番組では、全5回のシリーズを通して、淡路線香の文化と歴史、そして暮らしに息づく香りの魅力を“音の世界”でご案内します。 海が運んだ香りの記憶、西風が育んだ線香の町、匠の技が支える製造の現場、そして現代の暮らしに寄り添う香りの時間――。淡路島ならではの風土と、人々の想いが織りなす奥深い線香文化を、やさしく丁寧に紐解いていきます。耳を澄ませば、きっとあなたの日常にも、心を整える香りの余白が見つかるはず。淡路島からはじまる、静かで豊かな“香りの旅”へご一緒ください。