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#107 “丹波黒”育てて収穫!「丹波黒育成体験プログラム」知ってほしい“食と自然”

フジッコ株式会社(神戸市中央区)が、大粒の黒大豆「丹波黒(たんばぐろ)」を苗植え・手入れ・収穫までの農業体験と、穫れたての新豆を味わう会をセットにした「丹波黒育成体験プログラム」を開催、小学生の親子などペア15組30人が参加。

兵庫県によると、丹波黒は県内で約1400ヘクタール(令和4年度)で栽培され、日本一の産地とされている。幕府や宮中へ献上されたほか、年貢を黒豆で納めた記録が残っているという。


 黒豆の中でも、とりわけ粒が大きく、ふっくらと柔らかい丹波黒は、2015(平成27)年7月、「食」をテーマにしたイタリア・ミラノ国際博覧会に出品、PRしている。

『自然』に対する感謝の心や、『食』の大切さを、豊かな緑と水に恵まれた丹波篠山の地で学ぶ。丹波黒の育成を通じて、この地域ではぐくまれてきた、豊かな味覚や文化も味わう企画。小田垣商店と神戸ポートピアホテル、フジッコがタッグを組んだ。

今回の放送はその第1弾。


■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー

1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。

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